Drenge「Bloodsports」
これ、すごく格好いいんですよ。ニルヴァーナの再来みたいな感じです。それも『BLEACH』の頃みたいな、ゴリゴリしていて、粗暴なロック。ギターとドラムの2人組なんだけど、これでベースがいたら個人的には完璧ですね。色気のかけらもない感じがいいんですよね。パワーもすごい。これくらい削ぎ落としてないと伝わらない暴力性がありますね。
The Bohicas「XXX & Swarm’」
まだEPしか出てない新人なんですけれど、これもストレートなガレージ・ロックで、研ぎ澄まされた格好よさがありますね。ギターはアンプを通さずにレコーディングしているらしくて。ペラペラな変な音になっている。でも、意外と新鮮でいい。説明できないパワーみたいなものが漲ってるロックバンドだと思います。
Jungle「Busy Earnin’」
これもXLレコーディングの新人で、正体不明のユニットなんですよね。素性がわからない、二人組のビートメーカー。70年代のソウルの雰囲気で、曲も格好いい。映像はちょっとフザけた感じですけどね。彼らみたいに、70年代っぽい感じが静かなブームなんじゃないかって、個人的には感じてます。
The Pond「Xanman」
これはヒドいビデオなんですよ（笑）。バグってるみたいな最低の画質。テーム・インパラのメンバーがやってるバンドで、路線的にはテーム・インパラをさらに推し進めたみたいな、サイケ期のビートルズとツェッペリンの合体みたいな感じですね。音も汚いけど、現代的な感覚がある。最近はこういうのが好きなんです。
Foster the People「Best Friend」
前のアルバムで人気になったけど、新作はホンモノ感がありましたね。ハイプじゃないというか。とにかく曲がいいんですよ。メロディーはポップで、リズムも腰にくる感じがある。それを両立するのって、なかなか難しいんですよね。この曲はヌケのいい感じだし、音楽の才能がある人だなって思います。
